喜栄丸カベヤ水産加工 蒲郡名物深海魚の加工専門

私たちについて

喜栄丸力べヤ水産加工

喜栄丸力べヤ水産加工とは

沖合底曳き網漁船(喜栄丸)の操業を主とした壁谷水産株式会社の廃業に伴い商標(深海ギョの魚醤・深海ギョのふりかけ)とともに加工部門を承継致しました。

沖合底びき網漁船より水揚される深海魚の中には、魚の大きさなど市場価値のない、もしくは低いものがあり、水揚されても港に持ち帰ることなく廃棄されるものがあります。

それらの魚を使い、「ふりかけ」と「魚醤」を作っています。今までにない付加価値をつけることで廃棄される魚を少しでも減らしていきたいと考えています。

自然の変化を感じる今日この頃、海も変化しているように感じられます。限りある資源を有効に使っていく事が大切であり、私たちの取組です。

商品は、あいち産業科学技術総合センター食品工業技術センター(名古屋市)と至学館大学(大府市)共同で開発いたしました。蒲郡在住の管理栄養士、中村萩枝さんにも協力いただきました。

調理風景

こだわりは、それほどありません。でも美味しいんです。

水揚された新鮮な「メヒカリ」「ニギス」をその日のうちに加工します。

■魚醤
『メヒカリ』はまるごと塩のみで仕込みます。添加物を使わず、自然発酵・熟成させています。
そのため時間はかかりますが、その時間が『メヒカリ』という魚を香り豊かで、うまみたっぷりな魚醤へと仕上げていきます。淡い色合いは素材の色を生かすことが出来ます。

■ふりかけ
『ニギス』は、天日干し→焼き→ミンチ→調味→炒り→ 乾燥という手順でふりかけにします。出来上ったふりかけに蒲郡みかん・愛知県産青のり・赤シソ・胡麻等を合わせます。

『ニギス』は高たんぱく低脂質です。ふりかけとしてだけでなく、サラダや温野菜などのトッピングとして使っていただけば、ドレッシングを減らせます。一度おためし下さい。

ふりかけの栄養成分分析(一食 3gあたり)
ニギスふりかけ 一般的なふりかけ
たんぱく質 1.0~1.1g 0.7g
脂質 0.2g 0.7g

※日本食品標準成分表2015年版(七訂)より引用

ふりかけの栄養成分分析(一食 3gあたり)
蒲郡みかん味 赤シソ味 魚醤みかん味
塩分 0.24g 0.29g 0.32g

※食品工業技術センター分析による

竹島水族館

今後の目標

廃棄される魚を少しでも減らせるように、安心安全・健康的な製品作りと美味しさを追求していきます。

魚醤の開発に力を入れて行きたいと思っています。
「オリジナル」な魚醤を作りたい方、どうぞご相談下さい。お待ちしております。

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